造園屋さんからのSOS。
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■ SOSの電話が・・・・。 |
造園屋さんからかかってきた。
『ウチがマツの手入れをやったら枯れてしまったのです。 診てもらえませんか?』
その一報を聞いたときには、『樹種はアカマツで、よほどな強剪定をしたのかな?』
と、思いました。
しかし、現地へ行ってみると、樹種は五葉マツで見た目にはそんなに強い剪定がされているとは思わない。
では、何故枯れた??
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■ 除草剤か? |
一番最初には、除草剤の使用を疑った。 除草作業は、その造園業者ではなく施主さんが自ら行っているという。
使用してる除草剤を見せてもらった・・・・ら、 なんと 『ネコソギ。』
『あー、これはマツには使ってはダメですよ。』 と説明。 これにて一件落着かと思ったが、どうも腑に落ちない。
除草剤と決め付けてしまうには、ゴヨウマツだけが見事に枯れて、その他の樹木には、なんの影響も見られないのはおかしい。
除草剤を使った日を尋ねるも、施主さんもうる覚えだが、 『今年に入ってからは使用していないと思う』 という。
ではナンだ?
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■ 別の可能性。 |
実際に剪定を行った作業員に話を聞く。
『アナタはいつ剪定したのですか?』
『昨年の11月頃でした。』
『このマツは、ここ数年アナタが剪定していると言いましたね。昨年11月の剪定の時に何かいつもと違うと感じませんでしたか?』
『そういえば、いつもなら手が真っ黒になるのに、昨年はあまり汚れず不思議に思いました。』
なんだそういう事か。 この瞬間、原因を確信。 三重県では珍しい事例です。 ちなみにボクも初めての経験。
詳しく説明しますと、マツ材線虫病に感染したのは昨年のうち。 そして病徴(針葉の変色)が出る前に、造園屋さんが剪定作業をしました。
しかしすでにその時に感染していたので、マツヤニに出が悪く手が汚れなかった。そして翌年、暖かくなって来た時期に枯れた。 ・・・・こういう事です。
『マツ材線虫病の年越し枯れ』
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念のため、検査。陽性。
除草剤が原因では、この結果にならない。 |
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『○○造園さん、今、アナタは自分の無実(剪定が原因ではない)を、自分の行動によって証明しました。
今回の枯損原因は、人為によるものではありませんよ。あなたの会社には原因はありません。』
堂々と、こんな診断書を提出してきました。
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